2018年に読まれた記事10選

2018年に公開した記事のなかから、特によく読まれた10本(と関連記事)をまとめました。よろしければ年末年始にご覧ください。

一口に「読まれた」と言っても、自社サイトで読まれる記事とYahoo!ニュース上で読まれる記事とでは毛色が違ってきます。今回はその両方を考慮して選んでみました。

1.有働由美子が語る「一か八かの勝負時」 サザンの新曲に思い重ね

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NHKを退職された有働さんが、決断の裏側と今後への思いを語ったロングインタビュー。退職後の肉声を伝えるまとまった記事が初めてだったため、非常によく読まれました。

有働さんがサザンのファンということもあり、新曲の感想も交えつつ。サザンのNHKホールでのライブで、開演時のアナウンスを務めたことでも話題になっていましたね。

2.「ちびまる子ちゃん」幻の封印回はなぜ生まれたのか?

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ちびまる子ちゃん」を見て育ってきたので、さくらももこ先生が亡くなられたのは本当にショックでした。計4本書いた追悼記事のうち、もっとも読まれたのがこれでした。

ちびまる子ちゃん」関連では、こちらの記事も書けてよかったな、と思っています。

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時価200万円のゲームソフトがあるというだけでも驚きですが、所有者が見つかり、なおかつ一緒にプレイさせていただけるという僥倖にめぐまれました。

3. 首吊り続けて20年 首くくり栲象さん死去

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首くくり栲象さんの突然の訃報にも驚かされました。

首くくりさんのことをもっと知りたい!という方は、前職時代のインタビューですが、下記をお読みいただけますと幸いです。

withnews.jp

修行僧のようであり、哲学者のようでもある。詩人のように深みのある「言葉」を持った方でもありました。

もう二度とあの首吊りパフォーマンスを見られないのかと思うと、残念でなりません。

「奇人」つながりで言うと、又吉イエスさんが鬼籍に入られたのもショックな出来事でした。またお会いしたかった…。

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 4.オウム真理教麻原彰晃ビートたけしとんねるずに語ったこと

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麻原彰晃の死刑執行後には計3本の記事を書きましたが、いずれも読まれました。なかでも突出してアクセスが多かったのがこの記事。

そういえば子ども時代、バラエティー番組で麻原を見たなと思い出し、当時の映像や大宅文庫の資料から発言を書き起こしました。

麻原関連では「この場で空中浮遊してみせろ!」と迫ったという、田原総一朗さんのエピソードも非常に興味深かったです。

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5.人気YouTuber「世界一儲かる投資」「利回り80%超!?」 紹介動画が波紋

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人気YouTuberラファエルさんの「成上りたきゃ見ろ!利回り80%超え!?世界一儲かる投資の現場に潜入」という動画について、投資被害に詳しい弁護士に取材して問題提起しました。

ラファエルさんは「なんで謝罪せなアカンねん」「台本じゃボケ!」と主張していましたが、最終的には動画を削除しました。

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6.Toshlが「龍玄とし」に改名した理由

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インタビューの準備でToshlさんのブログやSNSをチェックしていたところ、最近になって「龍玄とし」に改名されていたと知り、その切り口でお話を伺いました。

実は学生時代、ミニコミの取材で一度お目にかかったことがあり、今回は2度目の取材。当時と変わらず、物腰柔らかな方でした。

7.「22年の営業、犯罪だったと思うと悲しい」 青山蜂の経営者が明かした思い 

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ライフワーク的に追いかけている風営法のダンス営業規制に関する記事。摘発を受け、逮捕・勾留された「青山蜂」の経営者に話を聞きました。

「DJは楽しませるためにいるんじゃないんですか? 楽しませるということは遊興なんですよ」という警察官の言葉には疑問を感じます。

原宿「bonobo」が取り締まりを受けた際に警官から言われたという「踊っているね?」もなかなかのパワーワードですが。

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8.小川彩佳アナを変えた「号泣事件」と新天地での挑戦

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テレビ朝日小川彩佳アナウンサーが「報道ステーション」からAbemaTVの「AbemaPrime」に移られたということで、新天地での意気込みを伺いました。

「号泣事件」というワードの引きの強さももちろんあるのですが、冒頭で紹介した有働さんの記事も踏まえると、アナウンサー、キャスターのインタビューにはかなりの潜在需要があるなと。

知名度のある方でもテレビ局のオフィシャルページぐらいしか露出先がなかったりするので、ファンや視聴者には情報への飢餓感があるのかもしれません。

9.ビットコイン2千兆円男がZaifに苦言 「怒りというより呆れています」

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ビットコイン2千兆円男」という見出しのインパクトもあってか、配信直後から爆発的に読まれ、週刊文春の後追い報道もありました。

快く取材に応じてくださった麺屋銀次(メンメン)さんに感謝です。その後、下記の続報でもお世話になりました。

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 10.「ピチカート・ファイヴをもう一度」と言われるけど… 小西康陽が語る、凄い十人の女

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小西さんには、今年1年で3度も取材させていただき(昨年も合わせると実に4回)、ありがたいやら恐れ多いやら…。

普通は何度もお目にかかっていると、聞くことがなくなってしまいそうなものですが、小西さんの場合はお会いする度に新たな発見があります。

何よりお話がおもしろすぎて。インタビューでカットしたところだけ集めた裏ベストをつくりたいぐらいです。

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まとめ

今年執筆した記事は計168本(結構書いたなー)。このうちYahoo!ニュースに入稿した記事は152本

そこからヤフトピに採用された記事が31本なので、およそ5本に1本がヤフトピに掲載されている計算です。

今年は若干アウトプット過多ではありましたが、個人的に目標としていたPVやシェア数も無事に達成できました。

来年は少し数を絞って、勝負どころにリソースを集中投下していけたら、と考えています。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。